大人の方は、乳歯から永久歯への生え変わりを経験されていますよね。
乳歯が抜けて、永久歯が生えてくるのは、ごく自然なことと受け入れられています。
でも、実際には見えない部分が可視化されると、驚くことがたくさんあるものです。
誰もが経験しており、理論的にも疑問はないのですが、いざ画像でみると驚く歯の生え変わり。
少し怖いと感じる方もいると思いますが、人体の不思議、凄さを感じてみませんか?
衝撃の画像?
ツイッターに掲載されていた幼児のレントゲン画像です。
これから生えてくる永久歯が写っているため、日頃から見慣れている頭蓋骨のレントゲンとは違う、衝撃的な画像となっています。
乳歯生える時のレントゲンエグいやろ。 pic.twitter.com/YR7cPpPakH
— だーぼう (@dabou_) 2015, 4月 27
乳歯から永久歯に生え変わることは誰もが経験しており、頭では自然な事と理解はしていますが、いざレントゲン画像を見てみると、やはりみなさん驚くようです。
乳歯のレントゲン写真は、鳥肌立てたい時にオススメ。
— くじまき (@kuji_maki) 2015, 6月 21
あと、この前ネットで見かけた永久歯がスタンバイしてる乳歯のレントゲンや模型写真を見せたら、しばらく思い出しては怖がってた。ホラーだよね。
今日歯医者でレントゲン撮った〜 まだ乳歯があってその下に永久歯があるのが映っててなんかウケた笑
— ひ○み (@himi_cat25) 2015, 6月 13
乳歯 レントゲン をぐぐったらすげーブラクラ出るの思い出した
— 工事 (@kouji500yen) 2013, 4月 4
平岸の脳外科いって、CTとって異常なしで一安心いたしました。打撲痛はあるけど骨と脳みそはオッケー。レントゲンに、乳歯下の永久歯うつってて、めずらしいもんみれた( ̄▽ ̄)
ただ、自分自身のレントゲン画像やお子さんの画像だった場合は、意外と冷静に受け止めているようです。
我が身の治療や我が子の生え変わりなどが気になっている時は、衝撃を受けている場合ではないのかもしれませんね。
乳歯から永久歯へ
乳歯は生後8ヶ月頃から次第に生え始めて概ね3年程度で揃います。
全部で20本あります。
レントゲン画像にもあるように、その乳歯の下で永久歯は時間をかけて成長します。
永久歯の根が作られ始めて乳歯の根に到達すると、破菌細胞という歯を溶かす菌が出現し、乳歯は次第に溶かされていきます。
これにより、乳歯の根が溶けてなくなると、乳歯が抜け落ち、永久歯が表に生えてくるのです。
永久歯は親知らずを含めると32本です。
6歳頃から6、7年かけて揃っていきます。
歯のしくみや生え変わりの様子はこちらをご覧ください。
さて、成長とともに乳歯は溶けるものですが、まだ永久歯が生えてこない時期の幼児の歯が溶けている場合があります。
これは、特に1歳以降で哺乳瓶を使っている幼児に多く見られます。
夜、哺乳瓶でミルクやジュースをあげて、そのまま寝かせてしまうと、飲んだものが前歯付近などに溜まっているため、口の中が酸性の状態が続きます。
これにより、歯の表面が溶けてしまったり、広範囲の虫歯を作ってしまうのです。
就寝時は唾液の分泌が減ってしまい、歯は無防備な状態です。
眠ってしまって歯ブラシを使えない場合は、濡らしたガーゼなどで口の中を清潔にしてあげましょう。
もちろん、哺乳瓶を使っていないお子さんでも、就寝前には必ず歯磨きをするように気を付けてあげてください。
乳歯はいずれ抜けてしまいますが、虫歯になっていると生えてくる永久歯の質や歯並びに影響します。
虫歯を見つけたら、どうせ抜けるからと放置せずに、歯医者さんできちんと治療するようにしましょう。