声は千差万別、誰かと似た声はあっても誰かと同じ声はこの世にひとつとしてありません。
等しく与えられた自分だけの楽器、それが声です。
ですので、その声が必ず自分の気に入るものであるとも限りません。
もっと低い声が良かった、ハスキーな声質に憧れる、セクシーだなぁ、なんて思ってしまうこともあるでしょう。
声はちょっとした訓練で様々な音階を手に入れることが出来ます。
ハスキーボイスの出し方を練習してみましょう!
なりたいハスキーボイスをみつけて近づけてゆこう!
ただ「ハスキーボイスになりたい!」ではどの程度まで低く、重厚な声になりたいのか自分でも分からなくなってしまいます。
どんな物事においても目標を持って、そこに近づけて練習していくというのが一番の近道であり、ある程度目標に近づけてから自分なりの道を見つけていくのが上策です。
ハスキーボイス、声についてであればお手本になるものは重厚な歌を歌い上げるシンガー、歌手や様々な声音を使い分けて演技する声優などが宜しいでしょう。
ハスキーボイスとは「トウモロコシの皮のような声」という意味であり、英単語ではかすれ声やしゃがれ声のことをいいます。
有名どころといえば歌手は女性は和田アキ子さん、男性であれば平井賢さんなどパワフルでありながらどこか重厚に響く楽曲を多くお持ちの方たちでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=w_VeIHL7T84
https://www.youtube.com/watch?v=Z9hGuIWNDhI
声優さんであれば女性は小林ゆうさん、男性は檜山修之さんなどが有名でその演技のレパートリーは他の追随を許さぬほどです。
目標が定まったらあとは似せてゆけば自然とハスキーボイスに近づけることもあり、そこで完結してしまう人もいるでしょう。
もっと理想へ!と高めたい場合は練習方法を変えて取り組んでみることにしましょう!
ハスキーボイスを出すコツと注意点
ハスキーボイスは説明した通りの掠れたような、しゃがれたような声です。
あー、と声を出してみてだんだん、音だけを消していき息だけをする感覚で声を出してみましょう。
最初は多少難しく感じますが、二・三度「息を出すだけ」に集中してみると途中から「あ゛~」という声に変動します。
しゃがれて、少しビブラートが入ったような声になるので、その声を記憶します。
何度も繰り返して自然に出せるようになったら、喉の伸縮や息の調整など細部を気にしながら声を発してみると良いでしょう。
声の出し方を意識することで最初は不自然な声の作りも自然と出せるようになってきます。
自分の掠れた声になれないうちは、どれくらいが求めている目標の声だか分からない場合があります。
録音したり、1人カラオケで反響させてみたり様々に取り組むことで理想とする声に近づけてゆきましょう。
だだし、ハスキーボイスは基本的に先天性の個性であり、日本人には少ない声帯の特性です。
練習することにより喉には負担をかけ、時にはそのまま声帯を痛めて、ハスキーでは済まないガラガラの声になったまま戻らなくなってしまう可能性もあります。
後はひたすら練習あるのみ!
ハスキーボイスを出したい理由が、カラオケが上手になりたい!なら目標曲を何度でも何度でも練習しましょう。
カラオケじゃなくて、常日頃の日常から声を変えたい!というのならハスキーボイスを出す練習で会話を取り組み、自然なイントネーションで喋れるまでに昇格させましょう。
声、会話はコミュニケーションにおいてなくてはならないものです。
不自然な声は無理して出しているな、と直ぐに察することが出来るもので、その不自然な声で喋るというのは少なからず相手に不信感を与えるでしょう。
自分の理想を追い求めるのは大変よいことです。
なので、その理想のために犠牲にするものがないようにシッカリきっちりハスキーボイスを身につけ自分の声として操れるようになりましょう!