インターネットがごく当たり前に生活に馴染んできた現代。
インターネットを介せば出かけることも無く欲しいものを購入するなんていうのは造作も無いことになりました。
あまりに一般化されすぎて、今更、「ねぇ、これってどういうことなの?」と聞くには、とてもとても……という方、いらっしゃるんじゃありませんか?
周りが便利に使っているからと言って自分が使ったことの無いシステムを、ただ便利だからと中身も知らずに使うのは、ちょっと……そう思うのは間違っていません。
きちんとシステムを把握した上で利用できるようになれば、きっと生活はもっと便利になっていきます。
今日は代金引換、代引きのシステムについてご案内しましょう!
代金引換、代引きシステム
代金引換とはなにもインターネットでの販売購入が主流になった時代に生まれた言葉で無いことはご存知だとは思います。
宅配便や郵便でも利用されている代金引換、代引きのシステムは「品物を渡す際、代金の支払いを同時にすること」と定義付けられています。
通常のお店でやるなら当たり前の行為ですが、通常のお店では店側と客の間に仲介が入らないため代引きとは言いません。
代引きはお店とお客さんの間に、第三者、運送業務の人、つまり荷物を運んでくる人がいて、その人にモノを持ってきてもらうと同時に支払いをその人に預けるという意味になります。
大手インターネット販売事業、Amazon.co.jpでは代金引換を利用の際は配送料及び代引き手数料を含む総合料金を、商品を届ける配送業者に現金で支払うことがルールとなっています。
原則として「現金支払い」が代引きのシステムとして確立されていますので、クレジットカードなどでの支払いを受け付けない場合もあります。
Amazonを参考にするとクレジットカードは事前払いが殆どであり、代引きでクレジットを使う業者はほぼありません。
個人での通販サイトや別種の通販事業者であれば配送業者がクレジットカードに対応する場合もありますが、原則としては現金払いとなっています。
代引きのメリット、デメリット
メリットは商品が届いたことを確認してからの支払いが可能である点がまず1つ。
2つ目にクレジットカードなどの個人情報をインターネット上に書き込むリスクを軽減させることが出来るということ。
3つ目は事前の振込みや期日までの支払いが不要であり、届いたその場で支払いが可能だと言うことでしょう。
対してデメリットは手数料の発生が大きくかかってくることでしょうか。
手数料に関しては振込み支払いの場合も発生があるので、どちらが得か否かと言われれば個人の気持ち次第となります。
また代引き利用の場合、受け取りの時点で支払い義務が生じますが、箱の中身を確認することは出来ません。
受け取り時に必ず清算を求められるので、清算後中身を確認したら全く違うものが来ていた!などという被害にあっても、その時点で契約が成立してしまっているので運送会社に返金を求めることは出来ません。
発送者を相手取り訴えることが一番の打開策なのですが、その策も見知らぬ個人であったり、インターネット上の企業であったり実態を掴むだけでも厳しいものとなってきます。
そういったマイナス点は取引相手の公的な立場が保障されているか否かを確認することで回避することが可能です。
例えば今までの利用者レビューであったり、身元がシッカリとした大手業者で合ったりする場合はそのような悪質な商法をとることはまず無いので安心といえましょう。
代引きの知りたいこと!Q&A!
代引きはとても便利なものかもしれない、だけれどまだきちんと知りたい部分があるの!と思われた方がよく確認したいと思うQ&Aを幾つかご紹介いたしましょう。
下記を参考にすれば、今まで使うのをためらっていた代金引換のシステムも恐れずつ買うことが出来るかもしれません!是非素晴らしい通販生活を!
Q.代引きでおつりはもらえる?
A.当然もらえます。
運送会社さんとの間にあるのは合計金額を正確に預けるという契約です。
8千円の商品を1万円で払ったからといって2千円は後日返還ですね、なんてことはありえません。
Q.代引きでカード払いは可能?
A.多くの運送会社ではカード払いが不可の場合が多いです。
何よりも「代金引換」ですので現金取り扱いが原則となります。
対応している運送会社さんも無いわけではありませんがクレジットカードを使うのであればオンライン上での決算を求められるほうが圧倒的に多いでしょう。
代引きにてカード利用がしたい!という場合は事前に取引相手に確認することが必要となってきます。
Q.代引きで不在時はどうなるの?
A.通常宅配と同じように不在届けにてお知らせされます。
代引き商品は「商品と現金との引き換え」が契約成立の条件となってきますので、ポストに品物を置いていくことはしません。
不在表をおき、再配達の依頼がくるまで運送会社が商品を預かっている形となりますので早めに対応し、届けてもらうことにしましょう!