あなたは家計簿をつけていらっしゃいますか?
支払いの項目をあらためて眺めてみると、本当に色んなものにお金を払っているんだなと思います。
とくに、携帯電話やインターネットプロバイダなどは、20年くらい前には契約している人も多くいたはずですが、いまやそれなしでは暮らしていけないほど。
でも便利になったぶん、支払い先があちこちたくさんあって、とても面倒なのも確かです。
そこで今回の記事では、うまく使えばとても便利な銀行口座引き落としについて調べてみたことをご紹介いたします。
銀行口座引き落としにするための手続きって?
「口座振替」とも呼ばれていますよね。
これは、各サービスを提供している会社へ申し入れると、手続きのための書類が送られてきます。
ネット上で手続きできることもあるようです。
このとき、先方が指定する金融機関に口座をもっていることが大前提になります。
全国的な規模の企業であれば大手都市銀行やゆうちょ銀行、公共料金であれば地元の銀行が必ず選べるようになっているはず。
その中から、ご自分が口座をお持ちの銀行を選んで、申し込み書類をつくりましょう。
もしも、どの銀行の口座もなければ、新しく口座を開設しなければなりません。
手数料はかかるの?
気になるのが手数料ですが、サービスを提供する企業(業者)側が負担することが大半です。
ですがまれに、わたしたち支払い者側が負担しなければならないこともあるそうです。
支払い者側が負担する場合は、数十円から200円程度です。
銀行引き落としが実行される時間帯って…?
毎月、さまざまなサービスの請求書が書面や、電子メールでお手元に届いていると思います。
そこには必ず、「*月*日に引き落とし(口座振替)予定」などと書かれているはず。
この日付で引き落としが実行されるのですが、ひとつ注意しなければいけないことがあります。
それというのが、その日の朝、銀行が営業を開始する時間に引き落としの処理がされるということ。
つまり、必要な額のお金は前日までに入金しておかないと、引き落としされないのです。
では残高不足で引き落としできなかった場合どうなるのでしょうか?
これは2パターンあります。
- 次回の引き落としのタイミングで合わせて処理される。
- 引き落としできなかったので個別で入金するよう、振込用紙が送られてくる。
上下水道や電気使用量などの公共料金の場合は、多くが2のパターンになるようです。
先方が小さな企業だったりすると、直接電話がかかってくることがあります。
実は筆者は何度か経験があります…(かなり焦りました!)
複数の支払いがある場合、優先順位は?
ところで、ひとつの口座から同じ日付にいくつも引き落としが行われるとき、優先順位はどのように付けられているのでしょうか?
これは実は各銀行が決めているのだとか。
一般的に最優先されるのは住宅ローン。
これは、万が一引き落としができないことが続くと、最後にはおうちが差し押さえになってしまうので、それを避けるためなのだそう。
なお、引き落としの順序の変更は難しいようですが、銀行ごとに規定があるようなので、どうしても変更したい方は問い合わせなさってみてください。
いかがでしたでしょうか。
自動引き落としにしておけば、うっかり払い忘れということが防げるしとても便利ですよね。
できるだけ一つの口座から引き落としができるようにしておくと、通帳が家計簿の代わりになって、あとで見直すことができて便利だったりもしますよ。