「もさい」という言葉を聞いたことがありますか?
世間で使われる言葉というものは、どんどん移り変わっていくもの。
「もさい」を聞いたことがない方や、聞いたことはあるけれど意味をよくわかっていない人もたくさんいるのではないでしょうか。
この記事では、「もさい」とはどういう意味かを解説していきたいと思います。
「もさい」は、主に人に対して使われる言葉。
はたして良い意味なのか悪い意味なのか、興味のある方はぜひご覧ください。
また、後半ではもさい人はどんな人かの例も紹介しています。
目次
「もさい」は、要するに格好悪いことを意味する
もさいとは、一言で説明すると格好悪いことです。
ただし意味は容姿が格好悪いというだけではありません。
例えば田舎っぽさがあってどうにも都会的ではない容姿や服装も「もさい」に含まれますし、気が利かない、鈍くさいことも「もさい」と言われます。
発音は「もさい」というより「もっさい」で、言葉の響きからもどこかパッとしない意味合いであることがよくわかります。
最悪と言わないまでも、ちょっと近づきたくない、一緒に行動したくないような雰囲気のひとは、「もさい」と陰口をたたかれてしまいがち。
もさい人にはならないよう、気をつけなければいけませんね。
「もさい」の語源は愛知にあった?
もさいは、1998年頃から徐々に浸透していった言葉であり、発祥は愛知県の尾張であるといわれています。
これだけでなく、博多弁にも「もさい」という言葉があると言われていて、こちらの意味も「格好悪い」や「ダサい」というマイナスイメージです。
日本中に広まっていったのは最近でも、地方では各地で使われていたのが「もさい」という言葉。
なかなか面白いですね。
もさい男の特徴!
実際のところもさい人とはどんな感じか、ここからは例を挙げて解説していきたいと思います。
まずはもさい男性の特徴です。
髪が汚らしい
男性の外見でもさいと感じられられるのは、まず髪型や髪の質感でしょう。
例えばマッシュルームカットのような、妙に髪が長くツヤツヤしている髪型は、けっこう周りに引かれます。
芸人の人など、キャラ立ちさせる必要があるならまだしも、普通の学生や社会人でああいった髪型だと、もさいとしか思われません。
単純に髪が長いのも、しっかりと毎日整えていて清潔感がなければ汚らしいイメージが先行してしまいがちです。
オタクや田舎者っぽい服装
チェック柄の服を着て、バッグを持って歩いているようないわゆるオタクや田舎の人っぽいファッションも危険です。
この格好に理由があったとしても、どうしてもファッションに無頓着な人というイメージで、もさいと周りには感じられてしまいます。
人目を気にしなさすぎる
もさい人は、人目を気にしません。
周りにどう思われてもかまわない、己の道を行くんだというような意志が感じられるわけでもなく、ただただ何も考えていないタイプの人目の気にしなさは、もさいですね。
ぼんやりしていて口数が少ない
ぬぼーっとしていて一人で行動していることが多い人は、もさいイメージがあります。
あまり喋らず、いつも自分の世界にいるタイプの人は、ちょっともさいですね。
こんな生活をしている男性の方は、ちょっと気をつけましょう。
もさい女の特徴!
続いて女性の場合、「もさい」という言葉が当てはまるのはどんな人かを解説していきます。
いかにも私は派手ではありませんという服装
もさい女の服装は、やたらと落ち着いていて、男性にもてないタイプの服装です。
とはいえ意外とそういった地味な格好は男性ウケが良いのですが、それでもなおあまりウケていなかったり、他の女性達へのウケがやたらに悪かったりすると、もさいですね。
もさいというのは他者から見たイメージなので、今回したような条件に当てはまっていてももさいと言われないことがあります。
自分をやたら卑下している、友だちが少ない
もさい女は、友だちが1~2人程度と少なく、内向的な場合が多いです。
ただしもちろん、たくさん友だち(と思われる人)がいる中で周りに裏ではもさいと陰口をたたかれている場合もあります。
そして、もさい女は自分に自信がないことに自信があり、やたら自分を人前で卑下していたりします。
そしてそれがちょっとウザいと思われていたりもします。
ただこれだけだと嫌な感じの人なのですが、ここに格好のもっさりした重めで暗い雰囲気が合わさることで、もさい人になりますね。
男には興味ありませんというアピールが過剰
あまりに男の話ばかりしている女もそれはそれでちょっと鬱陶しいですが、そんな人はある程度格好に気をつけていたりと、外見上のもさい要素が薄いですよね。
「私はそんな連中とは違って男の人には全く興味がない硬派です!」というタイプの女性は、とてももさいです。