人生においてこだわりがあると、色々と不便なことがありますよね。
こだわりとは人間らしさにおいてもっとも重要なことではあるのですが、こだわりを捨てたいこともあるでしょう。
この記事では、こだわりを捨ててストレスを解消するにはどうすればいいか、方法を解説します。
目次
まず今までに集めてきたものなどを一気に断捨離しよう
こだわりを捨てるには、今までに集めてきたものなどがあるならそれを断捨離して処分してしまいましょう。
人にはたくさんのこだわりがあるものですが、けっこう惰性でやっているものもあります。
気持ちを切り替えるためには、集めているものがあるなら本当に必要なのか考え直して、処分してしまうことも必要になってくるのではないでしょうか。
集めることに自分のこだわり=生きる意味を見出していた人は、これをきっかけに自分の人生について考え直せます。
もしも集めていたものなどが結果的にストレスにつながっていたのなら、これから余計なストレスを一つ減らせるので良いですね。
色々な人の考え方を知れば、自分のこだわりなんてありふれたものだと気づく
色々な人の考え方があることを理解しましょう。
そうすれば、自分がこだわっていたことなんてどうでもいいありふれていたことだったとわかるのではないでしょうか。
人にはそれぞれの考えがあります。
それらには、どれが100%正しいと決まっている訳ではありません。
自分の意見を押し通すのは、無理なことです。
こだわりを他人にも強要していた方は、たくさんの人の意見を目の当たりにすれば、それは無理なことだったとわかります。
もちろん同意できないことはたくさんあるでしょう。
しかし違う考えの人も受け入れられれば、人として成長できますし、もしも相容れない考えの人が現れても「こういう人もいるよな」と受け入れて、ストレスを解消できるのではないでしょうか。
無理にこだわりを捨てようとするからこそ捨てられない。何も考えないのが近道
こだわりを捨てようとは何度もしたけれど、それはできなかった。
そう思っている人もいるでしょう。その場合はこんな考え方があります。
無理にこだわりを捨ててしまおうとするから、こだわりが捨てられないんです。
捨てようとしたって、自分は今までそのこだわりとともにずっと生活してきましたよね。
いきなり捨てろなんて、無理な相談に決まっています。
まずは自分にこだわりがあることを受け入れましょう。
他者にだってこだわりがあるわけで、あなたがこだわっていても何の問題もないんです。
こだわりがあることに対して悩むのをやめることが、むしろこだわりを捨てる近道になりますよ。
何かに打ち込んで成長すれば、くだらないこだわりにとらわれることも無くなるかも
こだわりにばかり気を取られてしまうのは、自分が成長せずにずっと停滞しているからかもしれません。
何かに全力で打ち込んでみましょう。そうすれば成長できます。
そしてくだらないこだわりに気を取られてしまうのを防ぐこともできるでしょう。
むしろ周りに無関心になれば、ストレスは発生しなくなる
こだわりがあるのは、周りの人たちを眺めて自分との違いに対してイライラしていることにつながりますよね。
周りの人に対して、もっと無関心になってみてはどうでしょうか。
無関心なら何をしていても、気にならないでしょう。
無関心なら他者に対しての余計なストレスは発生しません。
世の中にはたくさんの人がいますし、それらを全て自分の思い通りにすることなんて無理です。
無関心になって、自分のことは自分のこと、他人のことは他人のことだと割り切ればきっと、ストレスは発生しなくなりますよ。
こだわりそのものを捨てるのはかえって自分へのストレスになるかもしれませんし、こだわりを維持する対象は自分だけにするのがおすすめです。
気にくわないことがあったら、あえて自分の直感と真逆の考え方をしてみよう
自分のこだわりと違うことを他人がしていたり、自分のこだわりを守れなくなる原因が発生したりするとイライラしますよね。
ここであえて、自分が思ったことと真逆に考えてみましょう。
例えば自分は毎朝納豆を食べているのに納豆がきれていて食べられなかった場合。
買い忘れた自分や家族に激怒したり食べられないことに絶望したりするかもしれません。
しかし一度立ち止まって、「マンネリだった納豆めし以外の朝食を今日は満喫できて素晴らしい」と思ってみましょう。
ちょっとは怒りが収まるのではないでしょうか。
自分で自分以外の考え方を考えてみるようにすれば、自然と何が起こってもイライラしなくなります。
あえて一度徹底的にこだわって執着してみれば、飽きるかも
こだわりを捨てるために、むしろ徹底的にこだわってみてはどうでしょうか。
自分でも引くくらいこだわれば、もうこだわりなんて辞めようと思えるかもしれませんよ。