映画にも色々ありますが、学生の身分でなくなると学生生活が懐かしくなるものですよね。
また今現在学生であっても、学生の主人公が学校という空間で色々な目に遭うタイプの作品を見て思いを共有したい場合があるのではないでしょうか。
そこで今回は、スクールカーストが題材だったり、それが伺えたりするタイプの映画作品をいくつか紹介します。
学生時代を思い出したい方はご覧ください。
桐島、部活やめるってよ
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邦画の中でも非常にヒットした、スクールカーストが完全に題材になっている作品が『桐島、部活やめるってよ』です。
海外にはスクールカーストが題材になっている作品が多いのですが、日本からすると海外の感覚はちょっとよくわからない部分もあるものです。
この作品は邦画なので、日本人の観客にとっても非常に強く同感できる面があるのではないでしょうか。
原作は小説ですが、映画版は小説以上に各登場人物に対しての親近感が湧きますね。
自分の学生時代に対応した人物以外にも感情移入しやすいのが、この作品の良さでしょう。
神木隆之介演じる映画部の少年・前田は原作では『ジョゼと虎と魚たち』のファンという設定でしたが、映画版ではホラー映画が好きな少年となっていて、ゾンビ映画を撮る場面があったりします。
10代の若者である少年が没入する作品としては、原作のジョゼよりもどちらかというとゾンビなどの現実が破壊されるタイプのホラー映画の方がマッチしている感じがしました。
また何事もうまくやってのける特に不自由のない生活を送っていながらも、何か心の中で満たされず悩んでいる少年・宏樹も良いですね。
ここまで学生時代に恵まれていなかった人でも、彼の思いには共感できるのではないでしょうか。
『桐島、部活やめるってよ』は今回紹介する映画の中でも、最も多くの人にお勧めできる作品でしょう。
まだ見ていない方は、原作も合わせて要チェックです。
ブレックファスト・クラブ
スクールカーストが異なる5人の若者が反省文を書かされるのが、ブレックファスト・クラブの内容です。
『桐島』の先祖のような作品で、こちらは洋画です。
現在でも非常にファンが多い作品ですね。
レンタルDVDやブルーレイなども出ているので、借りてみてはどうでしょうか。
桐島は色々な立場の人たちが桐島という人物の退部を通してちょっとリンクしていくタイプの作品でしたが、こちらは強制的に集められたうえで互いに交流をする話で少し内容は異なりますね。
学生時代には、誰にでも色々な悩みがあるものです。
海外の若者たちの姿を通じて、楽しいことも嫌なこともたくさんあった学生時代を思い返してみてはどうでしょうか。
また同じようなタイプのテレビドラマですと、海外風の高校におけるスクールカーストが描かれた『仮面ライダーフォーゼ』の特に前半もおすすめです。
プリティ・イン・ピンク
「プリティ・イン・ピンク」をどうしてももう1回観たくて近くのビデオレンタルショップをうろちょろしているのですが、何処も置いてないと言う悲劇。確か衣装が可愛かった記憶がある。 pic.twitter.com/6qu6jbhL9V
— 凛@淀川長治になりたい🐥📚 (@rinspike) June 16, 2017
貧乏な娘と金持ちの男や普通の男が登場するタイプの作品ですね。
身分の違う若者たちの恋愛などが描かれた作品です。
こちらもよくレンタルビデオ店に置かれているので、見てみてはどうでしょうか。
バス男
スクールカーストそのものが題材ではないのですが、かなりイケてない人たちの学生生活が描かれた作品です。
けだるいテンションで学校などではいつもバカにされているタイプの高校生ナポレオン・ダイナマイトが、彼の友人や家族と平穏な日常を送ります。
なんの取り柄もなさそうに見える彼ですが、友人ペドロが生徒会長に立候補することに決めたためその応援演説に参加することになります。
そこで彼がとった衝撃の行動に、演説を聞いていた学生たちはエキサイトすることとなる…というのが主な内容ですね。
『桐島』などに比べるとそれほど話の起伏はなく淡々と展開されていく映画ですが、ハマる人はかなりハマるタイプの作品ですね。
ちなみに現在は、『ナポレオン・ダイナマイト』という題でレンタルショップなどに並んでいます。
キック・アス
キック・アス。まさにアメリカ!アクションシーンがとても迫力ある!特にヒットガール!音楽もポップでよかった! pic.twitter.com/IHYsvCLmRz
— しょうたろう@映画アカ (@Weob4ypqREawmuQ) August 17, 2017
冴えない高校生のデイヴはある日ヒーローのスーツをネットで入手します。
それを着て彼は街の不良に対して勝ち目のない戦いを挑んでやられてしまうのですが、ネットにこの活躍が投稿されたことで事態は変わっていきます。
いわゆるヒーロー映画なのですが、なんの技能もない冴えない若者がヒーローとして戦っていく様が魅力的です。
学校ではスクールカーストの底辺の若者なのに、ヒーローになったら周りが勘違いしてすごい人物だと祭り上げられていってしまう様子が面白いですね。
スパイダーマン
#スパイダーマン は #サムライミ #スパイダーマン2 が一番面白い。 pic.twitter.com/tE73iQLL0E
— ささやん (@sasa315) August 3, 2017
最後に紹介するのは『スパイダーマン』です。ここで紹介するのはサム・ライミ版ですね。
本当に冴えない若者であるピーター・パーカーが、たまたま放射能を浴びた蜘蛛に噛まれたことで蜘蛛の糸を発射するなどの特殊能力を手に入れ、スパイダーマンとして人助けをしたり、次々と襲い来る敵と戦ったりします。
サム・ライミ版は、ピーター・パーカーの冴えなさがトビー・マグワイア版に比べて非常にリアルです。