世の中には色々な映画があるわけですが、この記事では気持ち悪いタイプの映画をいくつか紹介したいと思います。
気持ち悪さにも色々あるわけですが、単なるグロテスクな作品に限らず、見ていて「これは気持ち悪い…」と感じられる作品を集めてみました。
有名な作品からややマニアックな作品まで取り揃えていて、レンタルDVDでも気軽に見られる作品ばかりですので、たまには気持ち悪い映画にもチャレンジしてみよう!と思った方はチェックしてみてください。
死霊のはらわた
https://twitter.com/no9chan025/status/901787574380855297
死霊のはらわたシリーズは、気持ち悪い映画を見てみよう!と思ったけれどあまりにも怖すぎて勘弁してほしい作品はちょっとまだ抵抗がある方にオススメですね。
死霊のはらわたシリーズは1が独立した作品、2は1のリメイクに近い内容、3は2の続編となっています。
普通は1から見るものですが、まずは2と3を見てみるのがオススメです。
全身をバラバラに切り刻むことで死霊に取り憑かれた人間を倒すのが1と2の大まかな内容なのですが、1はどちらかというと真面目にホラーテイストであるのに対して2はコメディ寄りであり描写も抑えられているため、ホラーが苦手な人でも大丈夫です。
2と3で免疫をつけたら、1にもトライしてみましょう。
かなり気持ち悪いですが、アナログですべて撮影しているのでどうやってこの映像を作ったのか考えながら楽しめますよ。
バタリアン
ゾンビ系の映画でもう一本オススメなのが、バタリアンです。
この作品は薬品が流出したことで死体が蘇って街を襲撃するという内容で、そこまで怖くはないながらもなかなかに気持ち悪いです。
面白いのは、この作品に出てくるゾンビは皆走ったり喋ったりすることですね。
本来のゾンビの怖さは物を言わずにゆっくりと迫ってくるところですが、この作品は真逆です。
1から5までシリーズが制作されていますが、ホラー好きなら1、コメディ系の映画が好きなら2がオススメです。
2ははっきり言って全然気持ち悪くないので、気持ち悪さを求めるなら1がオススメですね。
ブルークリスマス
先週の佐藤勝音楽祭のあと、最初は劇場で観ようと思っていた、岡本喜八監督の『ブルークリスマス』を注文。昨日やっと届いたので、今から観ます♪ pic.twitter.com/WFGO90aatZ
— とりろー(さくらい) (@T0RIR0) August 6, 2017
邦画でありなおかつホラー映画ではないのですが、見終わった後になんとも気持ちの悪い感覚に陥るのがこの作品ですね。
世界各地に飛行物体が襲来し、それを見た人間は血が青くなり感情が落ち着くという怪現象が起こります。
これを危険視した国の上層部の人間たちは情報を隠蔽しつつ青い血の人間を捕らえていくというのが大まかなストーリーです。
名匠岡本喜八監督作品ですが、彼の持ち味である映像のスピード感やコメディ調の演出はかなり抑えられています。
作品の雰囲気がいつもと違うことも、この作品の異様さを際立たせているように思えますね。
クリスマスが舞台で恋人たちを中心に描かれる作品なので、恋人がおらず苛立っている人はクリスマスにこの作品を見たらむしろ気持ち悪さ以上に「ざまあみろ!」という爽快感を得られるかもしれません。
ポルターガイスト
人形ホラー映画研究家として、トビー・フーパーの『ポルターガイスト』は外せません。その他にも『スペース・インベーダー』や『スポンティニアス・コンバッション』等、大好きなトビー・フーパー監督の映画は尽きません。 pic.twitter.com/UxbqgLakMP
— Nekubo (@space_nekubo) August 27, 2017
家で突然怪現象が頻発するのが大まかな内容ですね。
この作品には出演者が次々に亡くなっていったという逸話もあります。
色々と怖いシーンのある作品ですが、長々と画面に映り続けていて後半ついに動き出すピエロの人形と、終盤の真っ赤な血のような液体が非常に恐ろしいです。
バットマンリターンズ
ティム・バートンが手がけたバットマンの続編であるバットマンリターンズ。
前作「バットマン」もティム・バートン特有の不気味な演出は見受けられましたが、リターンズはパワーアップしています。
化け物のような手をしていたがために親に捨てられて地下道で育った男・ペンギンや、上司にビルから突き落とされてから猫に全身を噛まれることで誕生したキャットウーマンなど、まさしく怪人であり悲劇的な背景を持つ敵キャラクターが多数登場するのが魅力ですね。
マタンゴ
無人島に漂流した若者たち。
しかしその島には食料が一切なく、ただマタンゴというキノコが生えているだけ。
このキノコを食べると人間はキノコ人間の怪人になってしまうという物語です。
無人島に流れ着いた人間たちが欲望をむき出しにしていざこざを起こす恐さと、キノコ人間のグロテスクな造形の2つの気持ち悪いものを楽しめる名作です。
ちなみに意外とキノコ人間の出番は短いです。
のちにキノコ人間たちの鳴き声の一部はバルタン星人に流用されたので、ウルトラマンファンも必見ですよ。
吸血鬼ゴケミドロ
こちらは飛行機が事故で無人島に流れ着くも、そこにアメーバ状の宇宙生物「ゴケミドロ」に乗っ取られた男がまぎれ込み、やはり人間同士で疑心暗鬼になるなどして大揉めする物語です。
人間のひたいが割れてゴケミドロが入り込むシーンの特撮が非常に気持ち悪いです。
現代の高画質な映像で見ると文句なしに人形ではあるのですが、それでもなかなかに不気味ですよ。
そしてラストシーンの衝撃的な展開も見所です。
古い作品ですが、チェックしてみてはどうでしょうか。