コーヒーはお湯で淹れるもの、と思いますよね。
でも水からも作ることができます。
味や香りも、お湯で淹れるものとは変わります。
コーヒー好きな方も、ちょっと苦手という方も、ちょっと一味違う水出しコーヒーを試してみませんか?
水出しコーヒーとは
その名の通り、コーヒーを水で出すのですが、お湯で淹れるよりも時間がかかります。
水にコーヒーの粉を入れて、じっくり抽出させるのです。
その特徴として、香りを逃がさず、甘みとやわらかな苦みが出るということが挙げられます。
お湯で淹れるよりも、まろやかで香りが良いコーヒーになります。
さらに、カフェインの含有量が変わります。
1gのカフェインを溶かすために必要な水の量は常温46mlですが、80℃で5.5ml、100℃では1.5mlとなっています。
つまり、カフェインは水に溶けにくいので、一杯あたりのカフェイン含有量がお湯で淹れたコーヒーに比べて少なくなります。
コーヒーは好きだけど、カフェインが気になるという方にもおすすめなのが、水出しコーヒーなのです。
水出しコーヒーの味
水出しコーヒーを飲んでみたいけれど、なかなか味のイメージがつかないかもしれません。
実際に水出しコーヒーを飲んでいる人達は、どのように感じているのでしょうか。
昨日仕込んでおいた水出しコーヒーが美味しくて、ひとりで2リットル飲み干しかねない勢い(危険)
— 加藤悠二(悠) (@YU_beARTist) 2015, 6月 17
水出しコーヒー飲んでみました(*´艸`*) 手軽にお家でお店の味がとはこのこと って感じがする美味しいコーヒーでした♡ #マザーポートコーヒー#フルセイルコーヒー#大崎市#リオーネ古川#コーヒー pic.twitter.com/vy2TQev0aw
— あみ❀料理 (@BotMs2e) 2015, 6月 13
水出しコーヒー作ったけど、同居人が麦茶みたいって言ってから、そう思えて仕方がない。
— Koji ISHIMOTO (@t32k) 2015, 5月 31
水出しコーヒー淹れてる。ホント良い匂いするよ。お湯でドリップする時と匂いが全然違う。コク深く爽やか。
— dztp (@dztp) 2012, 6月 3
寒いにもかかわらず、水出しコーヒーというやつをやってみた。うまいなこれ。えぐみとか苦味のないまろやかなコーヒーがのめた。風味は出てるのに不思議。
— Yamy (@Yamy3) 2012, 11月 7
どうやら、お湯でドリップしたものとは一味違い、まろやかでコクもしっかりとあるようです。
飲んでみた結果、美味しくて飲みやすいと感じている人が多いようですね。
水出しコーヒーの作り方
水出し専用コーヒーであれば、製品に記載されている分量で作ってください。
もちろん、水出し専用ではないコーヒーからも作ることができます。
豆について
水出しの場合、コクはよく引き出されますが、浅煎りの持ち味である酸味はあまり出ません。
ですから、フルシティーローストやフレンチローストなどの深煎り豆が向いています。
豆の種類によっても味わいが変わりますので、いろいろ試して使ってみてください。
作り方
水1リットルに対し、コーヒー豆50~80gをお好みの分量でお茶パックに入れます。
あとは、麦茶などを作る要領で、ポットに入れて冷蔵庫で8時間から12時間程度、味を見ながらお好みの長さで冷やします。
冷蔵庫で保存すれば3日程度は大丈夫です。
長く入れるほど、濃い味のコーヒーになります。
また、パックを出す際には、雑味が混ざってしまいますので、絞りだしたりしないようにしてください。
お茶パックを使わずに、ドリッパーで作る場合はこちらをご覧ください。
アイスでも常温でも美味しいですが、温めると香りが立って、風味豊かになります。
夜、寝る前に準備すれば、翌朝からまろやかで美味しいコーヒーを楽しむことができます。
作り方も簡単ですので、ぜひ試してみてください。