夏冬開催されるポップカルチャー最大の祭典コミックマーケット、コミケと親親しまれています。
そのイベントで参加者が最も頼りするアイテムと称しても差し障りないコミケカタログ。
冊子での展開が主だったカタログも昨今では無料アプリやダウンロード版など様々な形での展開がなされており、その一端を解説、ご説明いたしましょう。
コミケカタログとは
まず、コミケカタログとは「コミケのカタログの値段や内容は?」でも書いていますが、簡単に言うと案内アイテムです。
コミックマーケットに参加するためのルールや、当日の会場内地図、配置情報など様々な情報が載っています。
旧来から分厚くて重い冊子版が愛好されており、コミケと言えば鈍器とも揶揄されるカタログを買うところから始まる!と思う参加者も少なくありません。
絶対必要というわけではありませんが、あった方がいいでしょう。
冊子版、重さもさることながら場所もとり終了後の保管に困る場合もあります。
ですが初心者や電子機器に明るくない方におすすめであり、1冊購入すれば全てを網羅することが可能なので、まずコミケカタログがどんなものかを知りたい方は冊子版の購入をオススメします。
様々な形のコミケカタログ
ネット環境や個人が所有する電子機器が発展する昨今、コミケカタログも現代のニーズに合わせて様々に展開されています。
冊子版と需要を二分するのがCD-ROM版です。
内容は冊子版と変わらず、パソコン上での観覧、自宅でのコピーが簡単などの利点があり、機材がそろっている方には重宝されています。
何よりも場所を取らないという点では各回開催分のカタログを収納しておきたい!と思う方には便利であり、そういった面でも利点があります。
また、近年のネットワーク普及により情報の伝達がはるかに進化していることを理由に2012年開催のコミックマーケット83からWeb版カタログが展開されています。
ベータ版である現在は基本無料であり、必要に応じて料金が発声するシステムとなっています。
スマホからも観覧が可能なWEB版の普及により同じく昨今のファン創作界隈で必須ともいえるサービス、TwitterやPixivと連動が図れるようになり可能性が広がっています。
ただ唯一WEB版の難点としてあげられるのは、コミックマーケット開催会場内での電波状況により使用が困難であるということです。
いつでもどこでもモバイル端末でアクセスできる利点に大きく影響を与えているのは否定しがたい事実です。
ですのでWEB版があれば大丈夫!と当日会場でWEB版カタログに頼りすぎるのはあまりオススメできません。
アプリ版コミケカタログ
2015年現在、コミックマーケット準備会が公式に展開しているアプリ版でのサービスは存在していません。
こちらは完全有志のカタログアプリなどになりますので、利用時にはそれぞれの責任の下、利用方法を確認の上ダウンロードしましょう。
アプリ版は無料のもの有料のものさまざまですが、今後準備会がどのようにカタログ展開するかによって、その在り方を問われてくるでしょう。
上記動画で紹介させていただいている、アプリ版カタログは正規WEB版のオンライン接続でなくては観覧が出来ないという問題点を解消しており、オフラインでの観覧も可能です。
今後もカタログは参加者のニーズや必要に応じて様々な形になっていくでしょう。
また参加者も自分に一番あったカタログの形態を選び、便利に使っていくことが可能となっていきます。
あらゆる現場が近代化に対応し進化し続けているため、コミックマーケットも参加者のことを考え常に進化してゆくことでしょう。
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