夏冬に行われるポップカルチャーの一大イベント、コミックマーケット、略してコミケは年を追うごとに参加者が増員し独特の賑わいを見せています。
遠路はるばるから訪れる参加者も多数で、同じ趣味の仲間同士、各地方からお互い久しぶりに会うのだという方も少なくありません。
メールやLINEなどのサービスを使えば簡単に落ち合うことが出来るし、本当に便利になったなーと思った方、要注意です。
コミケ会場での携帯電波は非常に悪くなるのが毎年当たり前に成ってきています。
どうしてそうなるのかご説明いたしましょう。
携帯が繋がりにくい原因は電波干渉!
そもそもの電波域が狭かったり、通常から通信速度が遅い場合は別として大体の原因が「電波干渉」とよばれるものが原因とされます。
電波域?通信速度?そっち方面のオタクじゃないから分からないよ!全くもってそのとおり、お気持ちよく分かります。
簡単に言ってしまえば、携帯の電波は使用するのに必要な「自分用のスペース」が必要です。
人間が運動するときに適切な場所が必要なように、携帯の電波にも同じようにいえるのです。
運動をしようとするときにすごく近い距離に他の人が居たらどうでしょう。
運動できるには出来ますが、動きにくいですし、相手にもぶつからないか不安ですよね。
携帯の電波にも同じ状況が発生します。
通常どれくらいの距離が必要、と言う明確な基準はありませんが、障害物が多ければ多いほど電波の送受信は難しくなります。
更にそれぞれが電波を求めて発信を繰り返すと他の電波とぶつかり合い、干渉しあって、結果誰も彼も正常な電波の発信が出来なくなってしまうのです。
障害物の多いデパ地下や、人が密集する駅地下などで多く発生する現象がコミケ会場でも発生します。
人人人、人の波と屋内の会場と言う条件が重なり合い電波の調子が悪くなるのです。
近年、電波状況の改善は各携帯キャリアが人間Wi-Fi、移動基地局を設置して緩和を促していますが状況はなかなか厳しいままなのが現状です。
待ち合わせするなら事前に決めておこう!
待ち合わせをして落ち合うのなら、最初から集合場所と時間を明確に決めて行くのが良いでしょう。
携帯電話での連絡はあくまで緊急事態のときにとっておき極力使わないのがベストです。
待ち合わせ場所はメジャーなところはそれこそ同じ待ち合わせ目的の人でいっぱいになりますので、意外となんともない場所を選ぶのが最適です。
最初の集合、買い物の解散前にグループ全員で待ち合わせ場所へ行き、「○○時とココに集合」と打ち合わせておくとスムーズにことが運びます。
カタログによく目を通して、どこなら集まっても迷惑でないかなど一通り把握しておきましょう。
当たり前のお話になりますが、消火栓前や防火扉など緊急設備が配置されている場所での集合や待ち合わせは、いかに分かりやすい目印があったとしても迷惑になりますので控えましょう。
注意点としては朝の集合時間以外、それぞれが買い物に散らばった後の集合時間は余裕を持つか、何回かに分けて設置するのが良いでしょう。
コミケでは予め決めた時間に集合できないというのは、列を抜けられないやトイレ待ちをしているなどで良くある事です。
>>コミケのトイレの混雑で戦争状態!トイレのために待機列を離れることはできる?
待ち合わせ時間に来ない、なにかあったのかな、携帯の電波が悪くて連絡つかない、とハラハラするのも折角のコミケでは互いに勿体の無いことです。
最終的にどの時間にも間に合わない落ち合えないことも考え、解散前の最終待ち合わせを決定し最終的には合流するから大丈夫と思うくらいが心を平静に保てることでしょう。
コミケ会場ではそれぞれに、それぞれの目的がありますから相手が目的を達成する、自分が目当てのものを手に入れるを最優先に集合を考えるのが最も大切だといえます。
「30分たって待ち合わせ場所にこなかった場合は解散」「どの待ち合わせ時間にもこられない場合は○○時に駅集合」など待ち合わせルールは様々に決めておくのが良いでしょう。
友達同士、知り合い同士でコミケを楽しむ場合お互いがイライラしない柔軟なルールを作るとトラブルが減って楽しくコミケを満喫することが出来ます。
また、オンライン上の友人たちと会う場合は普段顔を合わせているわけではないので、目印になるものを事前に報告しあい確実に落ち合えるように打ち合わせしておきましょう。
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